数字にこだわり、物事の全体像を見失った状態を指す言葉「マクナマラの誤謬」。この言葉の由来となったのが、7年間にわたりアメリカ国防長官を務めた男、ロバート・マクナマラ。天才的な分析の達人であったマクナマラはデータを駆使してベトナム戦争に挑んだが、数字に現れないベトナム人の愛国心やアメリカ人の反戦感情には目を向けなかった。その結果、ベトナム戦争は300万以上の死者を出す泥沼の戦いとなっていく。今回は、アメリカを敗北に導いた1人の天才の物語。
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