続いての曲は「生誕150周年 セルゲイ・ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲」と発表。ソリストを務める三浦謙司が登場し、経歴を紹介。三浦は祖母の家のピアノが自分にとって好きな場所であり、5歳の頃にはピアニストになると宣言していたなどと明かした。ベルリン芸術大学を中退したことについて三浦は自分がピアノと向き合う必要があるのかを考える時間が自分には必要だったなどと打ち明けた。ロン・ティボー・クレスパン国際コンクールで優勝したことについて三浦は、嬉しさより戸惑いが大きく、大きな扉が開けたがゆえにその後どう仕事をするかなど考えさせられた経験となったなどと告げた。「生誕150周年 セルゲイ・ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲」について三浦は、ラフマニノフは思い悩んでいたはずでロシア独特の暗いけど熱い音楽だなどと述べた。