羽藤さん一家を取材してから7年後、再びローパイン牧場を訪れた。家の中はあまり変わっていなかった。夕食を準備して待っていてくれた。メニューは熊のすき焼き、鹿のあばら骨のスペアリブ、自家製チーズだった。7年前からの変化を聞いた。タンチョウとハクチョウが来るようになり、春は同時に見ることができるという。ロシアによるウクライナ侵攻や円安など世界情勢の影響でエサの値段が2倍近くに上がった。作業車を増やし、敷地を新たに開拓することでエサ代のコスト削減に成功した。7年ぶりに羽藤さんの家を訪ねたら…息子達の代でさらなる大ピンチを乗り越え、牧場が拡大していました。