スケートボード界にパリ五輪ピック、メダリスト候補が現れた。イタリア・ローマで行われた五輪予選で初優勝を果たした赤間凛音選手14歳はラストトリックでは、後ろの金具を使って滑り180度 回転を装って着地をする大技が成功。東京オリンピック金メダリストの西矢椛選手など強敵を破った。学校が終われば夜遅くまで練習漬けの日々で、赤間凛音選手は「みんなとは逆の方、違う技とかが得意の方」と話している。赤間凛音選手の武器はバーレーグラインドで、一昨年の東京オリンピックでは代表最終候補に残るも出場が叶わなかった。ライバルの活躍を見て赤間凛音選手は「自分的にもライバルいた方がもっとうまくなるかなって思います」と話している。2年前悔しさを味わった彼女が目指す未来について聞いてみると「最終的な目標は世界で活躍するプロスケートボーダーになることで、パリは夢の途中みたいな感じで目標の途中だから絶対行くって思ってます」と思いを語っている。パリオリンピックの予選を見てみると初戦と第2戦は4位で表彰台を見逃したが、第3戦で優勝した。今回も女子の決勝は8人中5人が日本勢でパリ行きの切符を掴めるのは3人。赤間選手は8月に東京で初めて開催される世界最高峰のプロツアー、ストリートリーグに出場する予定だという。