夏休みに人気の海外旅行先の1つ韓国で、オーバーツーリズムが問題となっている。韓国で人気となっている韓屋を改装した飲食店などが多く集まるエリア、北村韓屋村では住民およそ6000人の地域にその980倍以上の観光客が訪れる事態となり、ごみ問題や騒音など様々な問題が発生している。こうした状況を受けて地元自治体は韓国初の「特別管理地域」に指定し、地域をいくつかのゾーンに分けて訪問客が多い地区は観光客の訪問が午前10時から午後5時までに制限されることになった。来年3月から本格導入され、違反時には過料の対象となる。地域住民は“かなりのプライバシーの侵害を受けているのが現実”と話している。一方、ハワイ・ワイキキビーチでは日本人観光客が円安に悲鳴を上げていた。