日本時間のきょう米国ロサンゼルスで行われた第76回エミー賞の授賞式で作品賞をはじめ18冠を獲得した「SHOGUN将軍」。戦国武将の権力争いに英国人航海士らが巻き込まれていくドラマ。日本人として初めてエミー賞の主演男優賞を獲得した真田広之は俳優だけでなくプロデューサーとしても参加している。作品はハリウッドで制作されたが真田の思いから俳優だけでなく殺陣や所作指導などスタッフにも多くの日本人を起用した。真田は2003年「ラストサムライ」でトムクルーズと共演し話題に。以来、数多くの海外作品に出演し地位を確立していった。海外で活動するうえで大切にしてきた日本の文化、日本映画の魅力。日本を舞台に制作された「SHOGUN将軍」はセリフのおよそ7割が日本語。作品には字幕が使われ配信されている。更に、日本人初の快挙を達成したのが英国人航海士の通訳を務めるキリシタンの女性を演じたニュージーランド出身のアンナサワイ。日本人として初めて主演女優賞に輝いた。子供のころから日本を中心に芸能活動を始め、2004年には日本で上映されたミュージカル「アニー」で主役を務めた。その後、映画「ワイルドスピード」シリーズに出演するなど海外を拠点に活動している。米国ドラマ、外国人観光客に言及。東京・新宿区の映像。メディアジャーナリスト・長谷川朋子さんのコメント。