日本の経団連、米国の全米商工会議所、韓国の全国経済人連合会は26日、ワシントンで会合を開くとともに、齋藤経済産業相や韓国・アンドクグン産業通商資源相らの立ち合いのもと今後の関係強化に向けた覚書を締結した。この中では新興技術やエネルギーなど幅広い分野での経済協力に向けて、政府だけではなく経済団体どうしでも情報共有を進めるとともに、連携を強化するために定期的な対話の枠組みを設けることなどを盛り込んでいる。覚書の締結式に立ち会った齋藤経済産業相は「日米韓の産業界には長年にわたって培ってきた相互の信頼と協力関係がある」と述べ、日米韓の経済団体の連携強化に期待を示した。