NATO加盟国は10日の首脳会議で今後の防衛力の強化やウクライナ支援などを協議した。首脳宣言にはウクライナに対して少なくとも7兆円規模の軍事支援を来年も続けると明記したほか、武器の調達や訓練などで長期的に支えていくことを確認した。ウクライナのNATO加盟に向けては後戻りのない不可逆的な道筋を歩むことを引き続き支援するとし、去年の共同宣言の表現よりも踏み込んだ。中国がロシアの軍需産業への支援を通じてロシアの決定的な支援者になっていると批判した。
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