アメリカ・ワシントンから中継。今回のFOMCでは、政策金利の誘導目標は3.5~3.75%の範囲で据え置かれた。ウォーシュ議長は会見の冒頭に、インフレを重視している姿勢を伺わせた。発表された声明文でも、金融緩和の検討示唆する文言が削除された。そのうえで、足元のインフレの要因にエネルギーなどの供給ショックがインフレを高止まりさせていると指摘した。経済見通しでも、年末時点のインフレ率見通しの中央値が、3.6%となった。ウォーシュ議長は「1つの選択肢しか議題にならなかった」と述べ、利下げは議題にならなかったことを明かした。ウォーシュ議長が新たに打ち出したのが、FRBを大きく改革する方針だった。ウォーシュ議長はFRBの改革のために、5つのタスクフォースを立ち上げると発表した。この5つの改革には、FRBの固有資産のあり方の見直しなど、経済やマーケットに大きく影響しかねない内容が含まれていると伝えられた。FOMCの声明文は、分量は前回の半分以下で、「フォワードガイダンス」が削除されたとのこと。
