キーウ・エクスプレス、戦時下の列車が運ぶ人々の思い。先月キーウ中央駅で、キーウ・エクスプレスが定刻通り出発。総距離800km、15時間の旅。乗客の多くは攻撃が続くウクライナから一時的に国外へ逃れたり、既に避難した家族に会いに行くために利用。侵攻当初、キーウ・エクスプレスが走る路線が攻撃をうけたことも。レールの生産を行う製鉄所は生産ができなくなり、線路の復旧には困難が伴った。去年日本はウクライナ鉄道に対し約190km分のレールを無償提供した。出発から15時間、ワルシャワ東駅に到着。
戦時下で運行続ける列車、キーウ・エクスプレス。以前オルガ・クレスマンさんは娘とワルシャワに避難したが、キーウに1人残してきた夫とのことで悩んでいた。オルガさんは毎月列車に乗り夫の元に向かっていた。それから1年あまりの先月、オルガさんの元を伺うと、去年夏にキーウにいる夫の元に戻ったということ。再び危険と隣合わせの生活が始まったが、軍に動員される可能性がある夫のそばを離れるつもりはないという。
戦時下で運行続ける列車、キーウ・エクスプレス。以前オルガ・クレスマンさんは娘とワルシャワに避難したが、キーウに1人残してきた夫とのことで悩んでいた。オルガさんは毎月列車に乗り夫の元に向かっていた。それから1年あまりの先月、オルガさんの元を伺うと、去年夏にキーウにいる夫の元に戻ったということ。再び危険と隣合わせの生活が始まったが、軍に動員される可能性がある夫のそばを離れるつもりはないという。