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「ワンダーコーポレーション」 のテレビ露出情報

ライザップグループが手がける小型のジム「チョコザップ」が初めて高速道路のパーキングエリアに出店する。チョコザップの店舗数は、この1年半ほどで1300店舗以上に急拡大し、一部店舗ではトレーニング以外のサービスも展開している。あすチョコザップ日本平PA(上り)がオープンする。店内にはフィットネスマシンがずらりと並び街なかの店舗と同じく24時間営業でいつでも利用できる。マッサージチェアを2台備えているほかゴルフの練習ブースで気分転換を図ることもできる。この出店に向け、手を組んだのが高速道路を管理運営するNEXCO中日本。一般ドライバーだけでなく、いわゆる物流2024年問題で休憩時間の確保が求められるようになった長距離のトラックドライバーの利用も見込んでいる。
ふだん着のまま気軽に通えるコンビニジムとして打ち出した「チョコザップ」。事業開始1年半ほどで1300店舗以上に。会員数は112万人に達するなど急成長している。チョコザップではスタッフはおらず、基本的には無人での運営。そのため今回オープンする店舗にも人が倒れたなどAIが自動で判別し警告を発する仕組みで、その警告を受け本社や監視センターが指示。近くのライザップの店舗などからスタッフが急行する。また清掃員の代わりに客からフレンドリー会員というものを募り掃除などを行うと割り引きされる制度を導入している。人手不足が社会問題となる中、無人化の徹底で今月中にはすべての都道府県に出店。ライザップグループの昨年度の営業損益は黒字に転じる見込み。
店舗数の拡大とともに今、力を入れているのがトレーニング以外のサービスの拡充。トレーニングマシンが並ぶ中、奥にはカラオケボックスが、セルフでネイル、脱毛できる機器やランドリーがある店舗。10以上のトレーニング以外のサービスを提供。追加の費用はかからない。一方、多角化にはリスクも。かつてライザップは企業買収による事業の多角化に乗り出した時期があった。2017年にはアパレル販売のジーンズメイトを、翌年にはゲームソフトやCDの販売買い取りのワンダーコーポレーションやフリーペーパー事業を行うサンケイリビング新聞社などを買収。しかしその急速な拡大路線の中、傘下企業の再建がうまくいかず2019年3月期には194億円の赤字を計上する事態に。ライザップグループ・瀬戸健社長は「品質向上はしっかりやっていきたい」とコメント。

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