カメルーン・ンビンベに到着しバカ族と再会。食べ物をもとめて移動する暮らしぶりは変わっていないようだ。矢野原さんは「1番僕の中でヒップホップを感じたのがバカの音楽。短いループがずっと続くが、徐々に音の抜き差しで遊ぶところがヒップホップにニていると感じた」などと語る。バカという名前の由来には諸説あるが一説にバは人・カは葉っぱ、つまり森の民という意味。男たちは朝、狩りに出かける。若い女たちが水を太鼓代わりにした低温のビートを奏で、狩りの歌であるイエリをみんなで歌う。イエリは先祖から伝わる大事な歌で男が仮にでたときに女が歌う。