ウィリアム皇太子は2015年〜2017年まで、慈善団体の緊急ヘリのパイロットを担当していた。当時の心境について、ウィリアム皇太子は「毎日悲しい出来事に遭遇すると、それが当たり前になってしまう。精神的ストレスがたまっていくので、心の荷をおろすチャンスを失わないよう、気を付けなければならなかった」と話していた。勤務開始1年後の寄付金は約3倍になり、「ウィリアム効果」といわれている。英国の航空救急の慈善団体は22団体あり、1日の出動は平均102回。1回の費用は約76万4000円。21団体の運営費用は寄付金。今回ウィリアム皇太子とデビッドベッカムの支援もあり、救急ヘリ2機を購入したLAA（ロンドン航空救急サービス）の場合、去年は2007人を治療（累計4万8000人以上）。この団体も運営資金の96％が寄付金。デビッドベッカムのインスタグラムのフォロワー数は8850万人で、影響力は大きいという。華麗なるベッカム一家を紹介。妻のビクトリア・ベッカムはスパイス・ガールズのメンバーでスターだった。キャサリン妃は2日にウィンザー城で、がんと闘うリズさん（16歳）と面会した。ウィリアム皇太子夫妻はSNSに「才能ある若い写真家の創造力と強さは、私たち2人にインスピレーションを与えてくれた」と投稿した。