ウクライナの和平案を話し合う国際会議「平和サミット」は共同声明を採択、閉幕した。共同声明では「ウクライナを含むすべての国家の主権や、領土一体性の原則を守ること」を改めて確認した。また核兵器使用の脅しは許されないことや食料安全保障の武器化の禁止なども明記された。参加国の多くは賛同したものの、ロシアとの関係を維持するインド、南アフリカなど10か国以上は支持を見送った。ウクライナ・ゼレンスキー大統領は今後、戦争終結に向けた「行動計画」を策定、ロシア側に提示するとしていて、次回のサミット開催に意欲を示した。