きょう総統に就任する与党・民進党の頼清徳氏は今の副総統で、蔡英文政権と同様に中国と距離を置きながら独立や一国二制度ではなく、現状維持の方針を掲げている。台湾が民主化されて以降、同じ政党の総統が3期続くのは初めてとなる。一方、中国は民進党を独立勢力と見なし軍事面や経済面での圧力を強めていて、公式な窓口を通じての対話を拒んだまま。日本時間の正午ごろに頼清徳氏は新総統として演説を行う予定で、緊張が続く中国との関係についてどのように語るのか注目される。
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