広木さんは「トランプ政権の政策に対する警戒感や日本の方も政権の運営に対する不透明感などもあるがシンプルに考えて日本株のファンダメンタルズが冴えないというのが一番の理由ではないか。リスクが高まってきたということでリスクプレミアムが上がりそれが割引率に影響しPERが下がったと考えられるのではないか」と話し、広木さんのPER予想レンジは15.3~16.9倍とのこと。企業業績については、「純粋に本当の利益だけ見ると実はこんなに下がってない。日経平均採用銘柄の業績修正を紹介。日本株の業績は悪くない。テクニカル的な面でEPSが下がっているように見えイメージが良くない。もう一つは今回の決算のタイミングで想定為替レートを円高に見直している企業というのは相当数ある。これ以上の下方修正というのはちょっと出にくいだろうということを考えると日経平均の予想EPS2500円ぐらいに相場が戻るだろう」などと話した。