今月上旬の大型連休中、中国では観光客でごった返しトラブルが続出。今月1日から始まった労働節。この連休中、中国国内を移動した人はのべ14億6700万人と言われている。広東省の駅では電車から降りるのにも苦労するほどの込み具合。連休中は高速道路が無料となるため、各地で渋滞が発生した。毎年大勢の観光客が訪れる万里の長城では、通路は人で埋め尽くされ、落ち着いて過ごすことも難しい様子。アウトドアを楽しむのも一苦労で、登山に訪れた人はあまりの人の多さにイライラが爆発。登ることも下りることもままならない状況に登山者同士小競り合いする状態に。泰山でもすし詰め状態。そんな中、順番を無視するカップルがバランスを崩し落下。それでも岩の隙間にはまり最悪の事態は免れた。