広島・三次市の梨農園に設置されたカメラに梨をくわえたツキノワグマが現れた。クマは後日駆除されたが、1晩で約100個の梨が食べられた。今月に入り、愛知県ではクマ出没数が昨年比で約4.5倍に。他にも近畿地方や中国地方などでも軒並み去年より出没が大幅に増加している。兵庫県立大学自然・環境科学研究所の藤木大介准教授によると、今年は山でクマが食べるエサがない状況で人里に下りてきて柿を主に食べている状況だという。これまでクマはドングリが主食と考えられていたが、兵庫県のクマは主食がベリー類が主食だという。クマの出没は従来ドングリの生育状況に基づいていたが、ドングリだけでは予測が不十分の可能性があると指摘する。藤木准教授によると東北のクマの出没予測はブナで決まっているが、その他の樹種の豊凶も影響してくるという。番組は実地あを調べるため、出没件数が2.5倍に増えている広島県へ。クマの生態を20年以上研究してきた広島フィールドミュージアム・金井塚務代表の山の調査に同行した。ベリー類に似た果物ミズキの木は例年実がなっているはずだが、おとといは一つもなかった。ベリー類の次の主食のドングリも落ちておらず、ここ数年で最悪の年だという。
住所: 広島県三次市作木町森山西529
