9月も続く食品の値上げ。帝国データバンクによると、9月の食品値上げは1392品目に上り、5カ月ぶりに1000品目を超えた。冷凍食品を中心とした「加工食品」が全体の約半数を占める。プリマハムは、ハムやソーセージなどの加工食品約200品目の価格を引き上げる他、日清食品やニッスイなどは冷凍食品の一部商品で値上げや内容量を減らす実質値上げを実施する。JA全農たまごによると、東京地区のMサイズの昨日の卸売価格は平均240円/kg。年明け以降200円前後と落ち着きを見せていたが、9カ月ぶりの高値水準になった。猛暑でニワトリがエサを食べず卵が小玉になっている他、エサなどのコスト上昇も要因だという。また9月使用分の電気は標準家庭で大手電力8社では11〜78円値上げ、ガスは大手ガス4社で54〜69円の値上げする。燃料である液化天然ガスなどの価格上昇が影響している。
日本銀行が追加利上げした影響も。ゆうちょ銀行は昨日から預入期間1カ月~2年の定期貯金の金利をこれまでの0.025%から5倍となる0.125%に引き上げた。100万円を定期貯金で1年間預けた場合、これまで税引き前で250円だった利息が1250円に。また三菱UFJ銀行と三井住友銀行も昨日から定期預金の金利を引き上げた。ただし住宅ローンではデメリットもあり、専門家は「変動金利で借りている人にとっては近い将来、金利負担が増えることが確実」などと指摘した。
日本銀行が追加利上げした影響も。ゆうちょ銀行は昨日から預入期間1カ月~2年の定期貯金の金利をこれまでの0.025%から5倍となる0.125%に引き上げた。100万円を定期貯金で1年間預けた場合、これまで税引き前で250円だった利息が1250円に。また三菱UFJ銀行と三井住友銀行も昨日から定期預金の金利を引き上げた。ただし住宅ローンではデメリットもあり、専門家は「変動金利で借りている人にとっては近い将来、金利負担が増えることが確実」などと指摘した。