みずほ銀行は新タイプの店舗「みずほのアトリエ」をオープンした。これまでに関わることのなかった顧客との新たな出会いの創出に注力している。ライフプランアドバイザーによる相談対応のほか、将来設計の金額を見える化するツールを設置し、銀行窓口に行くハードルを下げている。さらに商業施設内に店舗を開業し、土日や平日夕方にも営業することで、買い物帰りなどに気軽に立ち寄れる空間づくりを目指している。デジタル化などの普及により、ここ20年ほどで銀行の店舗は大幅に数を減らしている。顧客との出会いを逃さないように“店舗戦略”を見直す動きが相次いでいる。みずほ銀行は、ネット銀行と一線を画すリアルの進化に積極的に取り組んでいくとしている。みずほ銀行は今後、全国の個人専用店のうち、約70店舗を「みずほのアトリエ」に転換させる方針。