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「三機コンシス」 のテレビ露出情報

水につけるだけで醤油の染みがあっという間に落ちる生地や、光の力で汗の臭いを分解するTシャツ。捨てられない服を作るため様々な機能を開発する鈴木。最新の研究が東京・江戸川区で行われているという。案内されたのは都内にある協力企業。何本もの糸を複雑に組み合わせるこの編み方で、世界初の機能を持つ生地を生み出そうとしていた。糸状の金属を細かく編み込み、生地に電気を通すというが、厚手の布に先ほどの電気を通す生地が縫いつけられていた。そこに水が入ったコップを置き、待つこと約10分。布の温度は電流の強弱で自由に設定できるため、洋服に使えば寒い冬も上着なしで過ごすことができるという。更に医療用のヒーターという使い方も。他にも電気を通す布に触れることで、心電図の測定まで。洋服に細い管が入ったTシャツは、管に水を通すことで熱中症対策になるという。鈴木は常識にとらわれない新たな機能を持つ服を生み出そうとしている。画期的な機能を持つ服を次々と開発している鈴木だが、社会への普及を阻む大きな壁が、時代錯誤の洋服の規格。例えば「カバロス」のタグについている抗菌防臭や消臭などは、JIS規格をクリアしなければ表示することができない。しかし機能性の進化は日進月歩。規格の基準の設定が追いついていない。
鈴木が今、新たな機能性の服で救おうとしている国がバングラデシュだ。ダッカ大学と共同で研究しているというこの生地は、蚊が寄って来にくいというもの。実際、蚊を生地に近づけると避けるように上へ上へと逃げていく。蚊を寄せつけない生地だ。バングラデシュでは蚊を媒介として広がる感染症・デング熱が猛威を振るい、去年1年間で死者は1000人を超えた。この服で命を救いたいと考えていた。
住所: 東京都江戸川区中央3-19-4

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