昨日最終回を迎えた連続テレビ小説「虎に翼」。神奈川県小田原市にある昭和初期の木造家屋は初代最高裁判所長官・三淵忠彦の別荘。忠彦の長男・乾太郎はドラマで岡田将生が演じた星航一。乾太郎と結婚しのが伊藤沙莉演じる寅子のモデルになった三淵嘉子。2人はこの別荘で過ごす家族団らんの時を大切にしていた。敷地内には柑橘類の木が植えられていることから「甘柑荘」と呼ばれている。ドラマに合わせて一般公開されている屋敷の一角には訪れた人たちの“はて?”を集めたコーナーが。これまでに寄せられた声は100以上。三淵邸・甘柑荘の一般公開は来年3月末まで。三淵忠彦さんのひ孫・三淵邸・甘柑荘保存会理事・上谷玲子さんは「今までモヤっとしていて言葉にできなかったことがいっぱいあった。必ず“はて?”と思うと言語化できる。いい言葉が見つかったので来た人が参加できるようなことが何かできないかと思った」とコメント。