包括的な協業に向けて検討を進めてきたホンダと日産自動車は、次世代の車に欠かせないソフトウエアの基礎技術の共同研究やEV(電気自動車)の主要部品の共通化を進めると発表した。さらに両社の枠組みに三菱自動車工業も新たに参画することになり、海外メーカーが先行する次世代の技術開発で提携の動きが広がっている。日産自動車・内田誠社長は「いろいろな危機感を共有しながら、技術力の底上げにつながる」、ホンダ・三部敏宏社長は「3社のいい部分をうまくとり入れて、世界をリードできる自動車会社に3社でなっていこうと」と語った。