川崎重工業が架空取引で裏金を作っていた疑惑で、裏金は海上自衛隊の潜水艦の乗組員の要望を受け飲食代やニンテンドースイッチなどの購入に充てられていたことが分かった。防衛省は税金を使い、川崎重工業に潜水艦の修理や点検などを依頼している。両者の間に癒着が指摘されていて、川崎重工業から飲食の接待や工具、商品券供与の疑惑があったことが分かっている。そしてきょう新たに、海上自衛隊の要望を受けてニンテンドースイッチも購入されていたことが分かった。癒着に使われた金は、川崎重工業が下請け企業と架空の取引で捻出した裏金とみられ、6年間で十数億円にのぼるとみられている。