シャープは今日、テレビ向けの大型液晶パネルを製造している大阪堺市にある工場の生産を今年度の上期中に停止すると発表した。生産を停止するのは完全子会社堺ディスプレイプロダクトの工場。これにより国内でのテレビ向け液晶パネルの生産がなくなる見込み。また、シャープは、中小型液晶パネルを生産する三重県の亀山工場や三重工場で、生産規模を縮小する方針を示した。同時に発表した2024年3月期の決算で2年連続の大幅な赤字となっていて、液晶事業を縮小することで財務基盤の改善を急ぎたい考え。
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