大船渡山林火災から3か月。火災の被害は226棟で、うち全壊の住宅は54棟だった。漁協の倉庫は全焼し、定置網漁の網を失い、漁にでられず。新たな網を発注しても今シーズンの定置網漁に間に合わず。そこで向かったのが、過去に繋がりのあった宮城の水産会社。この水産会社は「30年前に編を譲り受けた恩返し」「少しでも力になれれば」などとして定置網を無償で貸与してくれた。そしてきょうは漁業者たちが届いた網の補修作業をしていて、来月上旬の漁の開始を目指しているそうで「これでちょっとは明るいニュースが提供できる」などと話していた。