教育現場では年間5000件熱中症が発症している。真夏での部活動の熱中症を軽減しようと三鷹市の学校では液晶パネル技術を応用して独自開発したSHARPの適温蓄冷剤を12度に設定し20分握ってから部活動を開始する検証が行われた。スタンフォード大学の研究によると手のひらや足裏など毛が生えてこないところには体温の調整を担う特殊の血管がありそれを冷やすことで効果的に深部体温を抑えることができるという。三鷹市の学校の部活動では深部体温が上昇すると熱中症の危険を知らせるリストバンドの端末をつけて行っている。今度2ヶ月かけデータを収集し対策を検証する方針である。