自動運転をめぐり、4年前秋田県上小阿仁村で初めて実用化された。車は電磁誘導線で走行している。運賃は200円で3つの集落を結ぶ。サービスを利用している田中さんは歩くことが難しくなったことから妻とともに診療所に通っている。過疎地での移動手段として不可欠となる一方ドライバーの人手不足が課題でNPO法人の事務局長が自ら運転することも多い。また、サービスの提供を毎日から週2回に縮小した。村はドライバーが乗って監視するレベル2からドライバーが不要なレベル4の運行を目指し国の実証実験に応募した。今年全国で初めてレベル4の運転が始まった福井県永平寺町では担当者がモニターで遠隔監視している。