日本と米国の2+2(外務防衛閣僚会議)が行われ、中国が国際秩序を作り替えようとしているとして深刻な懸念を表明した。上川外務大臣は「自らの利益のために国際秩序を塗り替えることを目的とした現在の中国の対外的な姿勢や軍事動向等が、地域及び国際社会全体にとって深刻な懸念であるとの認識で一致した」と述べた。日米2+2では自衛隊と米国軍の連携を円滑にするため、在日米国軍を統合軍司令部として再構成する考えが示され作業部会を設置することで一致した。PAC3などの生産能力拡大のため、共同生産を追求することでも一致した。また沖縄の在日米国軍による性暴力事件を念頭に、事件事故の情報共有のため調整していく重要性を確認した。