下積み時代に空腹だったヒコロヒーを助けてくれたのが「タバコ」だった。カロリーが高いビスケットと牛乳を噛まずに食べてすぐ寝ると胃もたれでお腹が空かなかったが、1年で10kg太ったという。当時ヒコロヒーが住んでいた大阪府上本町はハイソな街だったが、坂を下ると激安でおなじみの「スーパー玉出」があった。1円セールに行った帰りに坂を登って帰ってくると、住民が高いドリンクを不味そうに飲んでいる姿を見て「ワシの人生 何なんだろう」と感じたと語った。売れっ子となった今は値段を見ないで全部買えるようになったという。