JR飯田線田本駅の1日の平均乗降客数は約2人だが多くの鉄道ファンに愛される秘境駅。駅を降りて山道を約30分かけて道路に。近くの民家でタクシーを呼んでもらう。タクシーで約40分、上村に到着。上村は秋葉神社へ続く秋葉街道の旧宿場町。集落に唯一存在する飲食店が1960年創業の焼肉店「清水や」。元々は精肉店として創業し、現在も隣では精肉店を営業している。人気メニューは豚ロース、鶏せせり、牛黒モツ、牛サガリ、厚切りミスジなど。味の決め手は醤油にいろいろな調味料をブレンドした甘辛ダレ。蒸した大豆を発酵させた長野県の伝統食「しょうゆ豆」はサービス。飯田市南部は羊の飼育が盛んだったためマトンを食べる文化が定着したという。人気メニューは、新鮮なマトンに甘辛焼肉ダレとすりごまを合わせた「マトン焼肉定食」1300円。他にオススメのお店を聞くと、店主の義理の兄が中華料理店をやっているという。ニンニクをたくさん使った独自の麺料理ニンニク麺があるとのこと。取材の交渉をしてもらいOKがもらえた。