過失運転致死傷罪は法定刑では上限が7年だが、危険運転致死傷罪は上限が20年となっている。しかし危険運転で起訴され、裁判で過失運転にとどまるケースも相次いでいる。法務省は危険運転が適用される基準案を示した。アルコール濃度は現行では「正常な運転が困難」と曖昧だが、具体的な2つの案が示された。また運転速度の素案も示された。専門家によると明確化により、交通事故で危険運転適用が増える可能性があるが、裁判がスムーズに進む可能性もある。
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