中国の遵義市にある320億円かけて整備されたスポーツセンターは殆ど使われていないという。人口660万人の大都市は長引く不動産不況などの影響で深刻な不景気に陥っていた。夜の8時半の遵義市では街は明るいが人はあまり歩いていない。さらにオフィスビルが7割り引きで売り出されている。貴州省はこの20年GDPが年平均で10%を超える急成長を遂げてきた。その成長の過程では総額300億円以上かけた巨大建築の「遵義古城」が不動産不況などの影響で地方財政が圧迫され工事が止まっているなどしている。こうした工事の止まった建物が街のいたるところにある。エステティックサロンで働いていた女性は経済悪化のタイミングはコロナ流行次期だと語り働いていたサロンは倒産。現在はコンビニエンスストアで働いているという。現在中国ではデフレが懸念されている。