きのう、春闘の集中回答日をむかえた。春闘は労働組合が企業に対し賃上げなどの要求を行う交渉、集中回答日は大企業が要求に一斉に回答する日。大企業では満額回答が相次いだ。ベアとは企業業績や経済状況に応じて全従業員の基本給を一律で引き上げること。日本商工会議所の小林健会頭は、企業の存続を考えたら人をキープしなければならない、そのためには賃上げをしなければいけない、嫌々死ぬ思いで賃上げする経営者もいるなどとした。中小企業の回答について、加谷珪一氏は春闘が決まって4月くらいまでの顧客となっている大規模の出方を見て決めるという。加谷氏は今年の春闘の結果について、揺れる中東情勢により先行きが難しくなっているが、賃上げをしないと人が集まらない現状があると指摘。2026年度の新卒初任給をアップする企業が続々と出てきていて初任給40万円という企業もある。年齢別の2020年から2025年の月給の伸び率は20~24歳は15.8%、50~54歳はマイナス1.3%。就職氷河期世代では賃金が上がらなくなっている。就職氷河期世代は1993~2004年に新卒で就職活動を行った世代、40代~50代前半は約2000万人で人口の6分の1、希望する仕事に就けずに非正規雇用を余儀なくされている労働者が多い。去年SNSでバズった動画「会社を選ぶ時代がくる」の映像を紹介した。
