気象庁によると関東甲信の上空にこの時期としては強い寒気が流れ込んだうえ晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象の影響でけさは各地で気温が下がった。最低気温は栃木・土呂部でマイナス2度ちょうど、群馬県草津町で0.1度、長野県菅平で0.6度、東京の都心で11.5度など11月中旬並みとなったところもあり、広い範囲で今シーズンいちばんの冷え込みとなった。一方、あす朝の最低気温は長野市で10度、さいたま市で13度、東京の都心や千葉市で15度、横浜市で16度などとけさよりも4度から5度ほど高く冷え込みは弱まる見込み。日中の最高気温は各地で20度以上と予想され関東甲信ではこの先2週間は気温が平年より高くなって25度以上の夏日となるところもある見込み。体調の管理には十分注意してほしいと呼びかけた。