- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 勝呂恭佑 赤木野々花 大谷舞風
オープニング映像とあいさつ。
自民党はきのう石破首相が出席して政治改革本部の会合を開き党の改革案を了承した。改革案では党から議員に支給される政策活動費を廃止する一方、公表に配慮が必要な支出は第三者機関の監査を受けるとしている。また外国人によるパーティー券の購入禁止や、政治資金などにかかわる犯罪で議員が起訴された場合、政党交付金の支給を停止する制度の導入などが盛り込まれた。自民党はこの案をもとに与野党協議を行うことを呼び掛けていて出来るだけ幅広い合意を得て政治資金規正法の再改正を年内に実現したい考え。これに対し日本維新の会と国民民主党は協議に応じる方針で、立憲民主党などは対応を検討している。政治改革をめぐっては、立憲民主党などが自民党が慎重な姿勢を示している企業団体献金の禁止も必要だとしていて、この扱いも焦点の一つとなる見通し。
ラオスを訪れている中谷防衛大臣は米国のオースティン国防長官、オーストラリアのコンロイ国防産業相、フィリピンのテオドロ国防相、それに韓国のキムヨンヒョン国防相と会談した。この中で中谷大臣ら5か国の閣僚は、中国が日本周辺で軍事活動を活発化させたり、フィリピンと領有権をめぐって対立を深めたりしている状況の中では国際法と各国の主権が尊重されることが重要だとして、自由で開かれた安全なインド太平洋の実現に向けて、ともに取り組んでいくことで一致した。その上で多国間の緊密な協力が必要だとして、防衛協力を強化していくことを確認した。
石川県能登地方の豪雨災害からきのうで2か月が経った。石川県は来月中旬までには住宅の土砂を撤去したいとしている。こうした復旧への努力が続けられる中で、豪雨の記憶を風化させたくないと活動を続ける男性がいる。輪島市久手川町で2か月前、豪雨災害で4人が亡くなった。そのうちの1人、中学3年生の祖父は、輪島塗のまき絵師。輪島市の朝市通りに店を出していたが、1月の地震による火災で店は全焼した。今は自宅兼工房で制作を続けている。孫を亡くしたあと、作り続けているのが2羽のフクロウが寄り添ったマグカップ。工房を訪れていた孫から、「かわいいので、店の看板商品にしたほうがいい」とアドバイスを受けたデザイン。いつ誰が災害に巻き込まれてもおかしくないことを知ってほしいという思いも込めている。豪雨のあと祖父は各地に出張して、フクロウのマグカップを販売している。「せめてもの供養であり喜んでくれているんじゃないか」と話す。
愛知県小牧市にある日本語学習の支援教室では、約20年間外国にルーツのある子どもたちを延べ300人近く受け入れてきた。教室を立ち上げた平坂礼子は参加したボランティアで学校での授業についていけない子供たちがたくさんいると知り支援を始めた。背景には孤立しやすい環境を心配する思いがあったという。過去には学校の事業についていけなくなり非行に走る姿も見てきたという。教室に通う子供たちが増える一方で夫の事務所では手狭になり、さらに講師の確保も課題になってきた。こうした中支援に乗り出したのが名古屋市に本社がある大手セラミックメーカー。多くの外国人たちが働く愛知県で、こうした人たちが安心して働き暮らしていくには子供の教育まで含めた支援が必要だと考えた。2年前から小牧市にある社員寮を週に2度教室として開放。ボランティアの社員が平坂と一緒に日本語を教え教室をサポートしている。社員自身の学びになったとの声も。地域で広がる平坂の活動。今後も子供たちの居場所を守っていきたいと考えている。平坂は活動を地域でつないでいくため、財源や講師の確保について行政に相談しながら教室を続けられるよう検討しているという。
1964年の東京オリンピックに出場した元アスリートの体力の変化などを調べようと、50年以上にわたって継続的に行っている調査の様子が報道陣に公開された。ことしで15回目となるこの調査。若いときに、激しいトレーニングを積んだトップアスリートの体に、その後どのような影響が出るのかを調べようと、1964年の東京オリンピックに出場した元選手を対象に、日本スポーツ協会などが4年に1回実施。カヌーに出場した本田大三郎さんは最高齢の89歳。右手の握力が70代男性の平均を上回る39.4キロを記録。バレーボール女子、東洋の魔女のメンバー・田村洋子さんは、片足立ちを2分近く行っていた。日本スポーツ協会によると、これまでの調査で、参加者は同年代に比べて、筋力や瞬発力などで高い数値を示しているということで、年度末までに、今回の結果を報告書にまとめる予定。
為替と株の値動きを伝えた。
大たい骨を骨折し手術を受けた上皇后さまについて、側近は、リハビリの経過は非常に順調で、先週あたりから基本的に車いすを使わずつえをついて歩く生活を送られていると明らかにした。上皇后さまは、先月6日に東京 港区の赤坂御用地にあるお住まいの仙洞御所で転倒した。三笠宮妃の百合子さまが亡くなられたことを受けて弔問のため三笠宮邸を訪ねた際も、車寄せで車から降りると左手でつえをついて上皇さまに支えられながら歩かれていた。
ことしのノーベル化学賞に選ばれたデミス・ハサビスが日本棋院を訪れた。2016年に世界最強と言われていた韓国の棋士に勝利した世界を驚かせた囲碁ソフト「AlphaGo」の開発者。自身も囲碁をたしなむハサビスは井山裕太三冠と記念の対局に臨んだ。囲碁界に貢献したとして日本棋院から最高位の九段の免状が贈られた。
人気サッカー漫画「キャプテン翼」の原作者で東京・葛飾区出身の高橋陽一さんが、児童数の減少により2つの小学校が統合され来年開校する東四つ木小学校の校章のデザインを手がけきょう、お披露目された。青色のラインは学校の立地にちなみ、近くを流れる中川と綾瀬川が合流し海に流れる様子を表現したという。
南関東の知事などが集まる会議で都の税制をめぐる理論で東京都・小池知事が「ちょっと、筋が違うんじゃないですか、反対です」の発言したことに緊張感が走った。累計9.2兆円の財源が失われたとして、これ以上、失う訳にはいかないと考えている。1900億円がふるさと納税で地方に流れた。世田谷区では今年度、ふるさと納税による減収は10年前の120倍に。世田谷区・保坂展人区長は「減収が170億、180億に到達するのも、時間の問題だという危機感を持っている」とコメント。行政の充実につながっているという自治体も多い。群馬県・千代田町の事例を紹介。千代田町・千代田中学校・西本賢校長、千代田町 ・高橋純一町長のコメント。法政大学・平田英明教授は「ない袖は振れないというのも事実なので住民に伝え考えてもらうということが必要」とコメント。
「十勝ワイン」のブランドで知られる産地の北海道・池田町ではおととしから「ボージョレ・ヌーボー」の販売解禁日と同じ日に新酒を売り出している。
長野・上田市の小学生が、自分たちで栽培した藍を使って染めた手ぬぐいやストールなどを販売する催しが開かれた。
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日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞に選ばれた。高校生平和大使と呼ばれる高校生が会見の場に同席。高校生たちは核兵器廃絶を求める署名を集めた。この活動はその後も続けられている。高校2年の津田凛の活動の原動力は被爆者の祖父・岩崎強。津田は「祖父を苦しめている原爆を私たちがどうにかしなければというのがあった」とコメント。国連ヨーロッパ本部・軍縮担当・レジンバルと面会し被爆者の署名を提出、思いを伝えた。高校2年の沖本晃朔は「平和なミャンマーを知っているからこそ、こんなにも急に武力によって生活が代わるんだと思った」とコメント。最終日にスピーチに臨んだ。国連訪問から2か月、ノーベル平和賞選考委員長は「いつの日が被爆者は歴史の証人としてこの世からいなくなるでしょう」とコメント。