奈良県下北山村の国道の斜面でおととい発生した土砂が幅30メートルにわたり崩れ、軽乗用車1台が巻き込まれ、50代の男性が大怪我をしている。別の車1台が巻き込まれた可能性があり、捜索活動の再開のめどがたっていない。今朝、重機が入ったが、二次災害のおそれがあり捜索活動が中断された。和歌山県に住む70代の男性が釣りに出かけたまま連絡がとれていない。崩れた斜面の上には岩の塊があり、現場の安全確保の作業が難しくなっている。無人の重機を使えないかを警察と消防で検討している。状況を見ながら捜索再開の判断をするという。