農家を悩ませるモンスターイノシシを捜索。農家の人によると田んぼに侵入され稲がグシャグシャにされるなどの被害があり対策として電気柵を設置するも侵入を許してしまったという。農林水産省によると令和3年度のイノシシによる農作物の被害は39億円となっており有害鳥獣として駆除が可能となっている。今回地元のベテランハンターが集まり、率いるのが中谷慎太郎さん。中谷さんは年間で100頭以上のイノシシを駆除するベテランで狩猟の様子を動画で投稿するYoutuberとしても活動している。今回やってきたのは被害が多発している山口・下松市。基本的にイノシシは朝は寝ているため犬で探し、獣道にベテランに配置し来たら撃つという作戦を行うと説明した。
ベテランハンターがそれぞれの配置につく。中谷さんは猟犬のアルと共に山へ入りイノシシが掘った痕跡を発見した。犬は怪しい所を行って戻るという行動をしており行ったきりだと怪しいという。それをGPSで確認。イノシシは藪の中に見を潜ませているという。藪の中は視界も悪くどこから現れるかわからないためキケンで1日目は断念。中谷さんは明日エースの犬を連れて来ると話した。
2日目、中谷さんは狩猟率Np.1の猟犬カイと共に藪付近から捜索を開始。中谷さんは比較的新しい痕跡を発見した。そしてカイがイノシシを発見した合図として鳴き始めたが中谷さんはやられていると判断し近づく。するとイノシシは藪の奥へ逃走してしまった。カイにはケガはなかったがこの日の捜索は終了した。
捜索3日目、カイと共に再び山の中へ進む。猟犬を放し10分後鳴き声を上げ撃てるよう準備を指示。そして中谷さんがイノシシの姿を発見し発砲して仕留めることに成功した。今回仕留めたのは体調120cm体重70kgのメスのイノシシだった。