今日のテーマはプラントベースフードと呼ばれる大豆などの植物性素材を使い肉や魚、乳製品といった動物性食材の味わいを再現した食材。世界的な人口増加や環境問題、肥満の深刻化などを背景に、支持が広がり、世界で5兆円を超える市場に成長する見込み。プラントベースフードを提供する「2foods」。出す料理はどれも動物性の食材は使っていない。開発したのは食品大手のカゴメ。エバーチーズの原材料は大豆。ニンジンで色づけしていて、加熱すると色味が増す。さらに、チーズ独特の伸びは、でんぷんなどで再現した。一方、全国でビジネスホテルなどを展開するワシントンホテルのグループでも、一部であすからプラントベースフードを提供する。不二製油グループ本社は、2030年度までにプラントベースフードの年間売上高1000億円の達成を計画に掲げ、キユーピーは去年、新たなブランドを立ち上げ、100億円の売上高を目指している。