多くの人が見学に訪れているのが江東区にあるマンションのモデルルーム。三菱地所が開発を進めるマンションは価格は未定だが、東京駅から僅か2.3kmという利便性を武器にファミリー層向けに240戸を販売する計画。ただ、このマンション、通常の分譲とは異なるある特別な方法で売り出されている。いわゆる定期借地権つきとよばれるもので、一定期間地主から貸し出しされた土地の上にマンションを建てて販売する仕組み。一般的には所有権付きのマンションと比べて2~3割程度安いといわれている。契約期間が終わると建物を取り壊し更地に戻す。このマンションの定期借地権の期間はおよそ70年。ただ購入を検討している人は「所有権のほうがいいというのが本音だが、そこまでこだわりはない」と話していた。不動産経済研究所によると、定期借地権付きの物件は今年の上半期に634戸と去年の同じ時期と比べて4倍近いペースで増えていて年間で1500戸を超える可能性もある。土地の所有者がなかなか手放したくないような好立地こそ定期借地権付きのマンションが開発販売される傾向があるという。期間が長いといっても所有権はないので、売却時は残りの期間に見合った価格でしか売れないという面もありその点では慎重に検討する必要もありそうだ。
