中国では今月3日まで世界最大級の自動車展示会・北京国際モーターショーが開催された。自動運転の競争が激しくなる中、今勢いを増す中国の新興メーカーのAI技術を取材した。モーターショーで注目されたのは、ドイツのフォルクスワーゲンが発表した中国向けの新型車両「与衆07」。車体設計はフォルクスワーゲンで、AI開発はシャオペンが関与。シャオペンのブースに掲げられたテーマは「AIが世界を変える」。創業者の何小鵬CEOは、シャオペンは最終的にグローバルなテック企業に成長すると確信していると話した。中国・広州市に本社を構えるシャオペンは2014年創業の新興企業、2018年に量産モデルを発売し2020年にはニューヨーク市場に上場した。2023年にフォルクスワーゲンが約7億ドル出資している。近年では独自に開発したAIチップを活用し、電気自動車のみならず空飛ぶ車やヒューマノイドロボットなどフィジカルAIのビジネスを拡大している。4月には小鵬汽車から小鵬集団に変更しAI企業への転換を強調した。シャオペンが開発に力を入れるのがAIモデルVLA、言語化を省力し条件次第で判断に必要な時間を半分以下に短縮でき特定条件下で完全な自動運転が可能な機能になると発表した。さらにVLA2.0の新バージョンを5月に発表することも明らかにした。
