ファミリーマートは中古品販売大手のブックオフと連携し、回収ボックス「R-LOOP」を設置し、衣料品や雑貨を回収してリユースにつなげる実証実験を開始した。「R-LOOP」は衣料品用と生活雑貨やおもちゃ用の2種類で、利用者はいらなくなった物を回収ボックスに入れるだけで不用品を簡単にリユースに回すことができる。回収には店舗に商品を配送した後のトラック、いわゆる「静脈物流」を活用し、コストやCO2の削減につなげる。回収後はブックオフが仕分けしてマレーシアやカザフスタンで展開するリユースショップで販売し、リユースした量に応じて1kg当たり1円を環境保護団体などに寄付する。ファミリーマートは、これまで消費期限が迫った商品に「涙目シール」を貼ったり、家庭で食べきれない食品を回収、自治体など地域のパートナーと協力して食料支援を行う「食品ロス」削減の取り組みを行ってきた。ファミリーマートの大澤寛之さんは「コンビニは非常に気軽に立ち寄れるし、ブックオフはリユースの知見を持っているので、組み合わせることで衣料品の回収を進められるのではないか。」と話していた。将来的には設置店舗を全国に広げ、年間約4000トンの衣料品の廃棄削減を目指す。
