ニッチェと菅良太郎が世田谷文学館(世田谷区南烏山)で開催されている伊藤潤二の展覧会を訪れた。ホラーマンガ家・伊藤潤二。デビュー作は1986年にホラー漫画誌に投稿し大ヒットした「富江」。代表作「うずまき」「ギョ」「双一」シリーズなど日本のみならず世界中で愛されるホラーマンガを多く手がける。今回、メディアに出ることが少ない伊藤本人が登場。怖い画風とは裏腹に実はお茶目な伊藤。伊藤潤二初の大規模個展「伊藤潤二展誘惑」が世田谷文学館で9月1日まで開催中。伊藤は楳図かずおや日野日出志のホラー漫画を見て育った。富江にモデルはいない。資料として女性ファッション誌を買って想像力を働かせながら描いたそう。デビュー当時、伊藤は歯科技工士をしていた。そのため、伊藤の漫画に出てくる歯は解剖学的に正確な歯なのだという。「ギョ」を描くきっかけとなったのはスピルバーグ監督の「ジョーズ」。サメが陸に上がってきたら嫌だという考えから始めたという。
住所: 東京都世田谷区南鳥山1-10-10
URL: http://www.setabun.or.jp/
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