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「世界の国旗・国歌研究協会」 のテレビ露出情報

東京スカイツリーのお膝元、通りから億に入ると知る人ぞ知る国旗専門店「トスパ東京製旗」がある。約200の国と地域の旗や旗にまつわるグッズが並ぶ。様々なお客さんがいろんな国の国旗を買いに来るそう。イタリアの国旗のバンダナを購入した男性は、豪華客船で日本一周のクルーズに行く予定で、そこで「イタリアンナイト」という催しがあるという。61歳、定年退職の記念に初めての豪華クルーズ一人旅へ。その日の映像を撮って送ってくれた。男性の首元にはイタリアの国旗が巻かれており、盛大なイベントに参加。10日間のクルーズを満喫したそう。海外からのお客さんも。見つけたのはホンジュラスと日本の国旗のピンバッジ。まとめて10個購入した女性・カレンさんは中米・ホンジュラスからきた政府関係者。使い道を聞くと「ミニスター(大臣)」と答える。実際に使う場所に行くと、そこは東京ビッグサイト。カレンさんの胸元にはピンバッジがついていた。この日はアジア最大級のコーヒーのイベント「SCAJ2025」だった。ホンジュラスは有名なコーヒー豆の生産国。カレンさんはその宣伝のために日本にやってきた。本国からは大臣や駐日大使も駆けつけるなど力の入ったイベント。
この日は小さなお客さんもやってきた。6歳の桜史郎くんはとにかく国旗が大好き。大阪から里帰りの際に家族で来店したそう。桜史郎くんは「国際知識検定 国旗」で1級をもつツワモノ。最近のお気に入りは国鳥・ケツァールが真ん中にデザインされたグァテマラの国旗。桜史郎くんは様々な国旗に心を奪われること1時間以上経過し、結局グァテマラの国旗のほか国旗グッズなどを買ってもらった。
この店ができたのは今から88年前。当時は日本国旗のみを作っていたそうだが、戦後は徐々に世界中の旗を作るようになった。全て覚えるのは大変。アフリカ諸国の国旗は赤・黄・緑が多い。これは最古の国であるエチオピアの国旗にならったからだそう。社員でも覚えるのは大変。また、意外な事実も。仕事でキルギスに住む男性は2年前に国旗が突然変更されたという。国旗中央の太陽のデザインがヒマワリに似すぎていたのが理由だそう。新しく買った国旗で無事にキルギスの販売イベントに参加できたそう。
次にやってきた2人組が持ってきたのはパキスタンの国旗。2人は大学生だそうで、「大学のイベントでインド・パキスタンの民族衣装を子どもたちに着てもらう企画をする」という。翌日、大学にお邪魔すると国旗とともに子どもたちが記念撮影。きのうの2人も民族衣装を着て参加していた。学生たちが企画したこのイベントのメンバーの1人・アワェースさんは「見た目はパキスタン人なんですが、中身はほぼ日本人みたいな感じ」と話す。パキスタンで生まれ、1歳から日本で暮らしているとそうで「子どもたちに自分のふるさとを知ってもらいたい」との思いがあった。
真剣な眼差しで国旗を探していた男性は、上野の洋食店の店長・南さん。スリランカの国旗を探している理由を聞くと「新しくスリランカの人をスタッフとして採用することになり、ウエルカムの気持ちで探しに来た」とのこと。創業から120年を超える上野の老舗洋食店。ここのハヤシライスは大正時代からの看板メニュー。洋食の定番・オムライスも人気。スリランカから新入社員が入る理由について支配人に聞くと「海外が長かったので、色んな人に助けてもらった。現地の人たちに。うちの会社に来てよかったと思ってもらいたい」とのこと。そして新人たちが到着した。2人は日本語を勉強して来日した。ホール担当・24歳のハシニさんは子どもの頃から日本に憧れていたという。キッチン担当のラヒルさんは30歳で、スリランカではシェフ経験があるという。夢は将来スリランカに戻って自分の店をもつことだそう。初日は夕方から現場に立つことに。ホール担当のハシニさんは早速予行演習を行った。キッチン担当のラヒルさんはひたすら食器洗いの初日だった。国旗を買う人から始まる物語、そこには国境を越えてつながろうとする人々の姿があった。

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