世界人工知能大会が中国・上海で開催。人工知能の最先端に触れられる見本市。過去最多となる500社以上が参加し開発中の自動生成AIや空飛ぶクルマ、ロボットなどが展示された。中でも注目は米国・テスラの次世代ロボット「オプティマス」。米国の工場で仕分けや工場内の見回りを行っているという。来場者に大人気なのは中国企業のブース。国連の世界知的所有期間が公表したデータによると生成AIに関する特許出願件数は2023年までの10年間で中国が3万8000件以上と世界第1位。これは2位の米国のおよそ6倍、日本の11倍以上に及ぶ。中国は2030年にはAI分野での統合力が世界トップ水準になることを目指している。