- 出演者
- 堤礼実 上中勇樹 渡辺広明 佐久間みなみ
オープニング映像。
堤アナが挨拶をした。
きょうの東京株式市場は前日のニューヨーク市場でハイテク株関連が上昇した流れを受けて、半導体関連銘柄を中心に買い注文が広がった。平均株価は史上最高値を更新した。市場関係者からは年内に4万4000円まで上昇する可能性もあると見方も出ている。TOPIX(東京株価指数)も約34年半ぶりに史上最高値更新。
英国では4日朝から各地で投票が続いていて、保守党を率いるスナク首相と最大野党・労働党のスターマー党首も午前中に投票を済ませた。世論調査会社が3日に発表した議席予想では労働党が議会下院650議席のうち過半数を大幅に超える431議席を獲得する見込みである一方、保守党は102議席しか獲得できないとしていて、14年ぶりの政権交代の可能性が高まっている。投票はおよそ6時間後に締め切り日本時間5日昼ごろには大勢が判明する見通し。
東京商工リサーチが今日発表した調査結果によると、今年1月から6月までの半年間で早期希望退職を募集した上場企業の数は36社で、対象となった人数は5364人と去年の同じ時期と比べて3.6倍に増加したという。募集企業のおよそ6割が黒字の企業で、円安によって業績を上げた企業による不採算事業の閉鎖などの構造改革が主な理由だとしている。そのうえで、今後は円安や物価高による業績不振を理由とした早期希望退職の募集も重なり、今年後半にかけて3年ぶりに年間1万人を超える可能性が高まってきたと分析している。
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コンビニ大手のセブンイレブンが来月から全国約200店舗で始めるのは“焼きたてピザ”の配送サービス。ピザデリバリー大手では取り扱いのない冷凍食品や日用品も配送し差別化を図り新規顧客の取り込みを狙う。最短20分で届けられるという。配送は配送業者にも委託することで従業員の負担を軽減していくとしている。
消費経済アナリストの渡辺広明の解説。一緒に運んでくれる品数の豊富さ、嬉しいなと思う。日用品と一緒に配達できることが強み。クイックコマースは買い物困難者に益。各社は”差別化商品の開発合戦”に突入したなどとした。
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世界人工知能大会が中国・上海で開催。人工知能の最先端に触れられる見本市。過去最多となる500社以上が参加し開発中の自動生成AIや空飛ぶクルマ、ロボットなどが展示された。中でも注目は米国・テスラの次世代ロボット「オプティマス」。米国の工場で仕分けや工場内の見回りを行っているという。来場者に大人気なのは中国企業のブース。国連の世界知的所有期間が公表したデータによると生成AIに関する特許出願件数は2023年までの10年間で中国が3万8000件以上と世界第1位。これは2位の米国のおよそ6倍、日本の11倍以上に及ぶ。中国は2030年にはAI分野での統合力が世界トップ水準になることを目指している。
カゴメ、キユーピー、永谷園、ニチレイ、日清製粉グループとベンチャー企業が「省人化ロボット」開発での連携を発表。今後各社の課題を共有し資金を出し合いロボット開発・製造を行う。食品工場は深刻な人手不足や原材料の高騰といった共通の課題に直面していて、これまでに人が行っていた基本作業をロボットに移行したい考え。この取り組みで各社の工場で最先端の技術を活用し生産性向上を目指す。
働き方先進国オランダ発祥の総合人材サービス「ランスタッド」が女性管理職比率を20%以上保つ秘訣とは。ランスタッド人事本部ED&Iチームマネージャー・村松栄子のコメント。5月上旬横浜ぷかりさん橋に初来日の帆船「クリッパー・スタッド・アムステルダム号」が着岸。ランスタッドとアムステルダム市が共同保有していて、船の建船時には失業者の職業トレーニングの場として活用。また若者をクルーとして登用するなど雇用支援に寄与した帆船。帆船の中では「ランスタッド」が主催する“女性管理職”に向けたシンポジウムが行われていた。参加者同士が働き方についてディスカッションを行っていた。世界経済フォーラムが発表したジェンダーギャップ指数では日本は146カ国中118位。また去年厚生労働省が発表した女性管理職の割合は12.7%と、世界で比べ日本はいまだ男女格差が大きいという結果に。そんな中ランスタッドは日本国内でも女性管理職比率28%と高い水準を保っており、その秘訣は社内での取り組みにあるという。採用、育成、登用での公平性を中心とした取り組み。採用ではジョブ型人事制度を採用。育成では管理職への興味を醸成し次期管理職候補者のサポートを行っている。登用では部署ごとに管理職のポテンシャル、パフォーマンスを見える化し2つの軸で評価。登用プロセスでは管理職候補者のパフォーマンスポテンシャルを見える化し2つの軸で評価。人事と管理職の上司複数人で評価をすり合わせを行い管理職候補者の能力育成に繋げている。多様な職場環境が生まれる公平性な取り組みが女性管理職比率の上昇へと繋がったという。
米国の有力紙「ニューヨークタイムズ」は3日、先週行われたテレビ討論会で高齢不安が再燃したバイデン大統領が、側近に対し「今後、数日間で国民を納得させることができなければ選挙戦は続けられないかもしれない」と語ったと報じた。この報道についてホワイトハウスは強く否定したが、3日も現職の連邦議員から撤退を求める声が出るなど圧力が強まっている。
EUヨーロッパ連合は4日、中国製の電気自動車に対し5日から暫定的に追加関税を課すと発表した。現行税率10%に加え最大で37.6%を上乗せするとしている。中国製の電気自動車がヨーロッパの自動車メーカーに経済的な損失を与える脅威となっているとみなした形で中国側の反発は必至。
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ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席はカザフスタンの首都アスタナで会談した。プーチン大統領は「ロシアと中国の関係は歴史上最高だ」と述べ、両国の結束をアピールした。これに対し習主席は「中露関係の独特な価値を引き続き高め、合法的な権益と国際関係の基本規範を守るために努力すべき」と応じた。
パリオリンピックの開幕まであと22日。バスケットボール女子日本代表は今日からのニュージランドとの2試合が国内最後の国際強化試合。バスケットボール日本代表の馬瓜エブリン選手は高い身体能力とスピードを武器にゴールに果敢に攻め込むプレーは今や日本に欠かせない存在。チームのムードメーカーとしても欠かせない存在。エブリン選手のルーツになったシーンは東京オリンピック準々決勝で強豪ベルギーとの1戦。試合時間残り僅か2点ビハインドの日本に残された最後のチャンス。残り15秒で林選手が史上初の銀メダルに繋がる逆転3ポイントを決めたシーン。エブリン選手は「あの試合を見て本当に最後の最後まで日本のバスケットをやっていくって大事なんだなと思いましたね」などと話した。この経験を経て1年間の休養宣言をした。当時26歳で現役アスリートとしては異例だった。
休養中はテレビ出演や解説を務めるなど新たな分野にも挑戦した。休養を経て感じた変化について「年齢も重ねて1年間の休みの経験も合わさって、日本のバスケのために何ができるかどうしたいのかという思いは強くなった」などと話した。日本代表の恩塚亨ヘッドコーチは「スポーツ界を見据えて自分に何ができるかを考えている思いの強さがより強まっている。」などと話した。休養期間を経て心技体のさらなる成長へと繋がった。エブリン選手は「自分はとにかくみんなのことを鼓舞して雰囲気を作っていくかがひとつの役割。どれだけ大きい選手であっても物怖じせずにアタックし続ける姿を見せていきたい。」などと話した。
国際強化試合ではベンチスタートとなったがチームメイトを鼓舞するエブリン選手。コートに入ると平均身長で8cm上回るニュージランドを相手に物怖じしない。日本が課題としているディフェンスでも休養を通してバスケを見つめ直した成果が出る。日本を鼓舞し攻めの姿勢を貫いたエブリン選手。
エブリン選手はみんなを鼓舞する役割を担うのは苦しい時もある。ただみんなを鼓舞していくことで自分を鼓舞していくことにも繋がっていく。などと話していたという。佐久間さんは「プレーにも声にも注目ですね。」などとコメントをした。
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パリオリンピック前最後の国際大会に挑む卓球の混合ダブルス。張本智和と早田ひなペアパリ五輪でのシード権がかかる大会のため勝ちにこだわった。早田の強烈なフォアハンドに張本の強烈なチキータが炸裂するなど強気な攻めで所詮突破となった。女子やり投げの北口榛花も「自分のために投げられるようにしっかり準備していきたいと思います」などと壮行会で話した。東京オリンピック金メダルのスケボー堀米雄斗は「ここからが本番なので気合入れて頑張りたいです」などと話した。明日パリ五輪日本選手団の結団式が行われる。
ドジャース・大谷翔平選手は今日のダイヤモンドバックス戦の第1打席でセンター前ヒットを放ち、打率リーグトップをキープした。また、試合前にはオールスターゲームのファン投票の結果が発表され、大谷選手は4年連続の出場を決めている。
西武のルーキー・武内夏暉投手は、地元・福岡でのソフトバンク戦に先発し。8回無失点で5勝目をマーク。球団新人左腕31年ぶりとなる開幕5連勝を達成した。