今回特別な思いを胸に初の世界体操に挑む選手が今年のNHK杯で体操会では遅咲きとも言われる25歳で初代表を勝ち取った鉄棒のスペシャリスト前田楓丞。内村航平さんも驚いた技がデフという離れ技。一般的な離れ技は鉄棒の真上で回転やひねりを行っているがこれは鉄棒の斜め上。鉄棒に近すぎず離れすぎず遠心力のコントロールも求められるデフは新ルールで難易度が上がった。それを可能にいているのが空中でイメージ通りに身体を動かすためのトレーニング。そんな前田選手の心強いファンが祖母・清美さん(87)。大学時代コロナによる大会中止もあり一度体操から離れた前田選手を再び奮い立たせたのも清美さんの言葉だった。一方で前田選手はヨーヨーを扱うのがうまく、この技が鉄棒の動きに使えるという。また杉野さんはキャッチボールのつか動作が鉄棒のつかむ動作に似ているためそれで掴む感覚を入れて鉄棒すると絶対落ちない感覚になるという。また前田選手は「誰かに何かを届けるための体操をしているため簡単に諦めないようになった」という。そして世界体操では最終種目の鉄棒では川上選手が落下。前田選手はH難度の大技に成功しその後も完ぺきな演技をみせた。
