金建希夫人と統一教会の仲介人の占い師チョン・ソンベ被告は、現在2018年の地方選挙介入で公判中。家宅捜索では有力政治家・起業家・警察・検察など数百人の名刺が見つかっている。2010年代からは占い師として祈祷費で生計を立てていたという。金建希氏が20代のときから親交があり、金建希氏の母親との通話記録もあり去年10回、非常戒厳3日後には47分間通話した記録が残っている。自宅から押収された官封券は一般人が引き出せないもので政府機関などが扱うもので、大統領の特別活動費が渡ったのではないかと検察はみている。統一教会の元本部長がカンボジア事業の支援を受けたいと占い師チョン・ソンベ氏に紹介料を払い、便宜を図るよう尹大統領夫妻に仲介したのではとみられている。尹氏が大統領当選12日後に面会し、その3ヶ月後にカンボジアへの対外経済協力基金が7億ドルから15億ドルに増額されている。その5ヶ月後に尹大統領はカンボジアを訪問し、2年後には基金が30億ドルまで増えている。カンボジアではメコン川一帯に教団関連の建設会社が入って開発を進めるもので、カンボジアのフン・セン首相とパイプがあったという。辺真一は、大統領選挙中にペンス元副大統領が韓国を訪問して尹氏と面会し米韓関係の再構築の話をしたが、これを斡旋したのが統一教会の元本部長だったという。そのため尹氏は統一教会に恩義があると解説した。