TVでた蔵トップ>> キーワード

「世界無線通信会議」 のテレビ露出情報

世界初の長距離ワイヤレス給電技術。その開発現場はオフィスの片隅にあった。岩佐さんはスタートアップ企業としてどれだけ早く開発できるかを大事にしており、実験やレスポンスの速さの積み重ねが秘訣だと語った。岩佐さんは最終徹kに宇宙からやりたいと考えている。地球全土をカバーするなら低軌道衛星が1000機から1200機必要になるが、太陽光で発電してそこから電波などを地球に放射する展開を考えている。計器を狂わすといった問題について、宇宙空間上ではものすごくエネルギーを出しているが地球の地表ではワイヤレス給電とほとんど同じになるので問題ないのではと話す。ワイヤレスの世界について、岩佐さんは2035年からオペレーション開始を目標にしている。宇宙に関しては2031年から実証実験を目標にしており、市場規模に関しては将来的に全部入れたら数百兆円の市場になっていくと考えている。岩佐さんは将来コンタクトレンズのようなもので携帯の画像が見えるような世界を段階的につくっていきたいと話した。
しかし、ワイヤレス給電には国際規格という壁が立ちはだかる。ワイヤレス給電には世界共通の評価基準、規格がない。日本でルールを決めたとしても世界がルールを統一していくことは非常に大きい。そこで岩佐さんは2023年に世界無線通信会議に日本代表として出席。会議内ではワイヤレス給電に変えたいと話していたのは岩佐さんだけだっったので、70カ国以上の政府と直接交渉した。当初は誰も見向きをしなかったが、粘り強く交渉したら議題に選ばれるまでになったという。世界的なルールに関してはアメリカや中国が先導する立場になりやすいが、アメリカの企業とアライアンスを組んで、アライアンスを組んだアメリカ企業から政府に言ってもらうことを実践している。ルールができたあとにエイターリンクがどのようにビジネスをつくっていくかが大事と話す。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.