米中首脳会談。きのう、韓国・釜山で6年ぶりにアメリカ・トランプ大統領、中国・習近平国家主席が対面で会談した。トランプ大統領は「我々は、すでに多くのことに合意している。そして今からさらに多くのことに合意するだろう」、習主席は「中国の発展とアメリカを再び偉大にという目標は決して矛盾しない」と発言。そろって関係の安定化を目指す考えを示した。会談の成果についてトランプ大統領は「今回の会談は10点中12点」と発言。中国側は、レアアースの輸出規制導入を1年間見送り、合成麻薬「フェンタニル」のアメリカへの流入対策強化などで合意したと説明。アメリカ側はフェンタニル流入を理由に課している追加関税を20%→10%に引き下げるとしている。APEC首脳会議の出席に合わせて韓国を訪問中の高市総理大臣が、きょう習近平国家主席と会談する見通し。
